知ってます?ギックリ腰で施術するポイント

H30.7.28 さかた整体院としての投稿   夏真っ盛りですね!!   坂田はと言いますと、、、。あいかわらす陸上大会にトレーナーとして参加ばかりしています( ゚Д゚)   この間は県中学の陸上大会でしたが、まぁ熱中症、脱水、過呼吸、嘔吐が続出、、、。   タンカでの搬送がかなり多かった大会でした。埼玉では40度を越える暑さでしたっけ?   その時期人間が外に出られなくなるんじゃ、、、、。     話がそれました(笑)       ウチの来院患者さんは、僕が陸上競技のトレーナーをガッツリやっているのもあり     スポーツをしている10代の学生が7割と。     午前は一般の方、午後は学生でごった返すといった、特徴がハッキリしているところになっています。     今回はそんな10代女の子。陸上の投擲選手で円盤投げ、砲丸投げの選手のギックリ腰のお話です。  

今回の症所   ギックリ腰

 

筋トレ中にピキっとなってから動けなくなった事例

    円盤投げ、砲丸投げで東海大会に行けるくらいの実力をもつ女の子の選手でした。     トレーニングルームで筋トレ中。バーベルを持ち上げようとした際腰に急な痛みが出て     その後はおばーちゃんみたいな歩き方しかできないと言って来院されました(*_*)     痛めたのはH30.6.6   東海大会は6月14日です。かなり緊急を要しますが、なんとかしてあげたいと施術を開始しました。    

そもそもギックリ腰ってなに??

  ぎっくり腰というのは、腰が「ギクッ」となったような感じがし、その後急激に痛みが出て動けなくなる症状のことです。     重いものを急に持ち上げた。起床時急に起き上がろうとして、走っていて急なターン、走っていてスピードを上げようとして     などなど、急に腰に負担がかかってというケースと、徐々に痛みが強くなっていっていつの間にか痛みに耐えられなくなってしまうくらい痛いとうケースがあります。   実際なにが腰に起きているのかというと,腰の関節の捻挫と言われていたりしますが、本当のところまだ科学的に解明しきれておらずハッキリわかっていません。  

ギックリ腰にたいする当院の考え方

  ですが当院ではギックリ腰は、筋肉および筋膜の全身疲労と考えています。   全身あちこちがの筋肉が疲れていて、筋肉を覆う筋膜があちこちひっぱられどの筋肉もうまくつかえなくなり   最終的に腰に負担が集中して痛みがでてしまう。そんな考えでおります。     つまり、腰に痛みは出ているものの、これは「結果」です。   あちこちの筋肉、筋膜が疲れ動けなくなった結果、腰に負担が集中し痛いということです。   では、あちこち疲れて使えなくなっている筋肉はどこなのか?やはり「原因」も突き止めていかなくてはなりません。   当院では自費診療で鍼、整体業を中心に施術しました。
H30.6.8   一回目の施術です。   痛みの原因を探る検査では、   ①まず腰の筋肉。   ②続いて臀部の筋肉(お尻)   ③意外と思われがちなお腹から触る筋肉(大腰筋)   ④胸の筋肉(大胸筋)   ⑤首の筋肉(斜角筋)   が原因ではないかと探れました。   重いものを投げる投擲の選手ですので、首や胸の筋肉も影響してるんですね(; ・`д・´)   上記にも書きましたがやはりぎっくり腰は全身疲労、、、。   あちこちに施術するべき部位がありました。
H30.6.9   二回目の施術です。   ほぼ痛みは無い状態になりました。   身体を後ろにそらすとまだほんの少し痛みがあるといった感じですが、日常生活での支障は無し。   症状が戻るのを防ぐため、この日は上記の原因の筋肉にプラスして   ①お腹から触る筋肉(大腰筋)を念入りに。   ②腹筋(腹横筋)   を追加で施術いたしました。  
H30.6.11   三回目の施術です。     痛み無し。この時点で円盤投げをしていいよーとお伝えしました(^^♪  
H30.6.12~13   身体にパイパワーな負担がかかる円盤投げをしても痛みがなく、順調に練習は行えていたそうです。   施術内容は二回目と全く一緒。アプローチして改善が見込める筋肉が分かれば、あとはそこをしつこくしつこく攻めれば良いんですね!(^^)!      
東海大会本番では、問題なく競技が行えたようです。   大会当日、僕自身もトレーナーとして東海大会会場にいましたがチェックして問題なし。   高校最後の大会を満喫できたようです!(^^)!  
(まとめ)   ①ギックリ腰は全身の筋肉、筋膜が疲労し、最終的に腰に負担がかかり痛めてしまう「全身疲労」と当院は考えている。 そのため腰ばかり触っていても効果は薄い。   ②腰の痛みは「結果」。「原因」は別にあり、検査でヒットしたのはお尻の筋肉、胸の筋肉、お腹から触る筋肉。   ③症状が良くなるにつれて逆戻り防止の施術、腹筋を中心に施術した。   ④計5回。2回目から症状は緩解。  
僕自身、高校時代はケガばかりで思うような結果も出せずにいたポンコツ選手だったため、思いっきり部活をできる 身体作りに関われたこと。非常に嬉しい思いで東海大会を終了しました。 輝いている選手がとってもまぶしい大会でした。   最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!  

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