へバーデン結節って結局なんなの?
へバーデン結節は指の第一関節の変形性膝関節症です。
指の第一関節の変形をへバーデン結節、第二関節の変形をブシャール結節なんて言ったりします。
当院の患者様で多いのは50歳代~70歳代。
女性に多く、指のが腫れて痛い、動かしずらい等が最初の訴えで、段々痛みが強くなり等々耐えられず来院される方が多く見られますね(; ・`д・´)
へバーデン結節の原因ってなんなの?
多くは使い過ぎです。
「いやそんなに重いものをしょっちゅう持つわけでもないし、指に負担がかかることなんて思い当たらないんだけど、、。」
そうなんです。指に大きく負担がかかる動作を繰り返してなるケースもありますが
多くは小さな小さなふたんがかかって起こることが多いです。
パソコンや電卓、字を書くことが多い。
物を持ち上げることが多い。
一回の力は微量ながら、積み重ね積み重ねが続き、指が変形をしてしまうんです。
指は小さな関節で、力も小さいですから。
小さな力の積み重ねで痛めてしまうんですよ( ゚Д゚)
治療って何するの??
当院で行うのは鍼(はり)とお灸。前腕のマッサージになりますね!!
これを見てくださっているあなた!
鍼やお灸がへバーデン結節に効くなんて知ってましたか??
知らないなら相当もったいないです笑
痛みを消してくれる武器をあなたは知らないのはもったいないです!
鍼は患部の血流改善、白血球をその場に促し壊れた組織の再構成の促進
お灸も血流の改善に効果的です。
鍼って痛いの??とよく質問されますが、髪の毛ほどの太さですし、注射やまち針、がびょうのような痛みは一切ありません。
お灸も温かく感じるところまでしかせず、熱くなったら取り下げます。
危険は何もないのです。
当院で鍼、灸、マッサージを受けている患者様の例
H31.1.10
へバーデン結節で来院される。ラーメン屋さんを営んでおり、スープや麺のかき混ぜ、どんぶりを持つなど細かな指の動きを常に行っている50代の女性。指が痛く腫れているとのことでした。本日は鍼・灸・マッサージを行いました。
H31.1.16
痛みは前回が10だとすると4か5くらい。腫れはまだあるにせよ指を曲げた感覚はだいぶよいとのことでした。
H31.1.22
腫れもだいぶ引き、ラーメンどんぶりは掴めるとおっしゃってました。
まだ継続で治療は行っていきますが、稼業のラーメン屋さんでも無事働けているようですし、今後の治療でさらによくなっていいくことが期待できそうです。
あとがき
へバーデン結節もブシャール結節も変形性の関節症であり、変形しているのものは正直手術でしか治りません。
しかしながら痛みと腫れをひかせ、日常生活に問題ないような暮らしを提案することは期待できると当院は思っています。
痛みがあり、でも手術は極力イヤだ。
そんな方は鍼が良いかもしれませんね(^-^)
今度その患者様のラーメン屋さんにいってみようと思っている坂田でした。