こんにちは。さかた鍼灸整骨院、整体院の坂田です。
五十肩、四十肩ってよく言われますよね!!
これ、実は正式名称じゃありません、、、( ゚Д゚)
医学用語では「肩関節周囲炎」といいます。「なんらかが原因で肩の周りが痛くなる症状」という意味なんですね。
50代、40代に多い症状のため、一般の方はつけた名前が「五十肩、四十肩」なんですね。
さてさて。今回はその「肩関節周囲炎」を事例にあげたブログです。
H30.5.30
居酒屋さんを何店舗も経営しているやり手社長さん。
ご本人も現場のキッチンに立ち、料理もされているプレイヤーとしても活動するし、経営もするし、、、。
寝る時間は3~4時間。
、、、、ん~( ゚Д゚)そりゃ身体も参りますよ~!!
今回は肩を痛めたそうで、、。上にあるのものが取り出しにくいとのご相談でした。
肩が痛いのは肩のせい??
確かに肩の靭帯、関節を守る袋(関節包)、骨などを痛めるケースも無きにしもあらずです。
それでしたら筋肉をいじっても結果が出ないため、鍼治療や超音波治療等別の方法を選択します。
しかしながら当院の考えでは、筋肉、筋膜のつながりで考えておりまして。
例えば肩と腰はつながっているため、腰の筋肉が硬いと肩も痛めやすいんですよ~。
といった感じでつながりをつかって施術をしていきます。
検査の中で筋肉が原因と判断できたなら、あとは
どこが「原因」で、「結果」肩を痛めたのか?
これをみていきます。
H30.5.29
一回目の施術です。
肩の痛みに対し、検査でひっかかたのは
①手の親指(母指球)・・・料理で包丁を強く握るなど、指の筋肉を良く使うからですね(^-^)
②腕の筋肉(前腕の腕橈骨筋)・・・①と同じだと思います。料理の際腕を固定しますからね。
③脇の筋肉(前鋸筋、広背筋)・・・手を前に出して固定する筋肉ですね。前に倣え(ならえ)のポーズで腕を固定する際使う筋肉です。
④腰の筋肉(腰方形筋)・・・立ちっぱなしで前かがみだったりしますから。腰に負担もかかって当然ですね(; ・`д・´)
でした。
以上①~④に対して、筋肉、筋膜のつながりを使った自費治療で鍼、整体業を中心とし施術しました。
H30・5・31
二回目の施術です。
前回より痛みはよくなり、肩を上にあげて髪を結ぶような動作(結髪動作といいます)での痛みがかなりなくなりました。
かなり腕(前腕)~指を使うのか、前回同様その二つの筋肉はガッチガチでした。
H30・6・6
三回目の施術です。
肩も上がり、さらに髪を結ぶような動作は痛みなくできるようになりました。
(まとめ)
今回のケースは、肩の靭帯、関節を守る袋、骨が原因ではなく筋肉が悪さをしていると検査から考えられ、このような
結果になりました。靭帯等症状が重い場合、もう少し期間がかかったりもします。
①肩の痛みの原因は筋肉だったが、原因筋は指、腕、脇、腰の筋肉だった。
②早い段階で痛みは消失。現場復帰。
肩以外とところもみていかないと、治りが悪かったり痛みがとれなかったりしますからね~。
実は僕もたまに行かせていただく居酒屋さんの社長さん。刺身に定評があるんですよ~(^^♪
また寄らせていただきまーす!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!